2021年12月3日（金）フォトスポット研修 ～都内の紅葉スポット巡り～

外国人観光客にとって　秋の日本旅行の楽しみのひとつは、何と言っても紅葉の鑑賞です。お客様が、ガイドに案内されたフォトスポットですばらしい紅葉の写真を撮影できれば、そのツアーは大成功と言ってよいでしょう。最近は「インスタ映え」する写真を撮って、SNSに投稿したいというお客様も増えています。 「紅葉といえば京都」と思う人が多いかもしれませんが、都内各地でも紅葉のフォトスポットは点在しており、十分楽しめます。先導役は、長年大手カメラメーカーに勤めた経歴を持ち、フォトグラフィーツアーのガイドとして高評価を得ている村尾基氏です。 

2021年フォトスポット巡り、第３弾の今回は、都内に点在する３カ所の紅葉の名所を撮影して巡ります。目黒駅から徒歩数分の「自然教育園」は、江戸時代の高松藩の下屋敷跡で、都心の白金台にあるとは思えないほどの自然が残されています。紅葉の見ごろは12月初旬。ベストタイミングで紅葉を撮影することができます。外苑前には言わずと知れた、銀杏並木があります。天空を突き刺すような銀杏の木と絵画館との組み合わせは、まさに秀逸なショットとなるでしょう。最後に「日比谷公園」を訪れます。外国人に人気があるのは、紅葉と現代建築が組み合わさった構図です。日比谷公園の紅葉と周辺の高層建築など、普段我々が気づかないような場所で、素晴らしい写真が撮影出来るスポットをご案内します。 

皆さんが使用するカメラは、一眼レフでもミラーレスでもスマホでも構いません。SNS映えする写真を撮ったら、IJCEEの特別サイトに投稿して、ベストショット大賞を狙いましょう。 カメラの選び方や、きれいに撮れるテクニックなどもアドバイスしていただけます。お客様に喜ばれるスポットやカメラのテクニックを習得して、日本旅行の思い出を素敵な写真で残していただきましょう。

写真を撮影するのはちょっと苦手という方も、外苑前や日比谷界隈のガイディングを今一度復習しておこうと思っているのなら、絶好のチャンスです！ 

 8:45 自然教育園（港区白金台）正門前集合＆　　　 　　　　　　　オリエンテーション

 9:00 - 10:00　自然教育園にて、紅葉を撮影　　

10:15 - 10:45 都営バス、徒歩で外苑前に移動

10:45 - 11:30 外苑前にて、銀杏並木を撮影

11:30 - 12:00 青山一丁目から日比谷 に移動（東京メトロ）

12:00 – 12:45 日比谷公園にて紅葉の撮影

12:45 – 13:00 講評、日比谷公園にて解散   

村尾 基　/ 日本文化体験交流塾会員・全国通訳案内士（英語）

東京生まれ、東京育ちで、趣味は東京の街歩き。

通訳案内士になった理由は、東京の街の魅力を海外からのお客様に伝えたいという思いから。カメラメーカーに24年間勤務した後、ガイドに転身。米国のプロカメラマン主催のフォトグラフィーツアーを担当した経験から、カメラマン目線で東京の街を見るようになり、今回フォトスポット巡り研修の案内役を担当することとなった。全日本写真連盟会員。