本年7月6日に、百舌鳥・古市古墳群が大阪で初の世界遺産に認定されました。これを記念して、IJCEE・TJTグループの年次報告会で石井隆之近大教授(IJCEE理事)による特別講演会を実施します。
石井教授の講演では、巨大な墳墓の解説を通して、古代に生きた人々の息吹を伝えていただきます。また、堺市は、歴史と文化に彩られたまちであるとともに、「ものづくりのまち」でもあります。そのものづくりの起源は、百舌鳥古墳時代にまで遡る事ができるともいわれており、「ものづくり」の歴史についても解説いただきます。
百舌鳥・古市古墳群は、古墳時代の最盛期であった4世紀後半から5世紀後半にかけて、当時の政治・文化 の中心地のひとつであり、大陸に向かう航路の発着点であった大阪湾に接する平野上に築造された。 世界でも独特な、墳長500メートル近くに達する前方後円墳から20メートル台の墳墓まで、大きさと形状に多様 性を示す古墳により構成される。墳丘は葬送儀礼の舞台であり、幾何学的にデザインされ、埴輪などで外観が飾り立てられた。 本資産は、土製建造物のたぐいまれな技術的到達点を表し、墳墓によって権力を象徴した日本列島の人々の 歴史を物語る顕著な物証である。 (文化庁資料より)
◆講演タイトル:「世界遺産”古墳群”と堺のものづくりの歴史」
◆日時 :2019年12月15日(日)13時15分~15時15分(定員40人)
◆会場:四ツ橋近商ビル6階 6A室(IJCEE事務所のあるビルです)
筑波大学大学院修了。近畿大学総合社会学部教授。一般社団法人高等教育国際基準協会代表理事。言語文化学会会長、通訳ガイド研究会会長。理論言語学が専門。
在学中に通訳案内士の資格を習得。TOEIC,英文法、日本文化等の著書は100冊を超え、ガイド目線からの英語での日本文化解説は他の通訳案内士の追随を許さない。英語指導界の第一人者で、その人柄や日本文化の造詣の深さ・知識も、また受講者を魅了してやまない。
<1年間の感謝を込めて、特別受講料>
IJCEE会員:2,000円(通常2,800円) 非会員:2,500円(通常3,200円)
四ツ橋近商ビル6階 6A室
大阪市西区北堀江1-1-24 TEL:06-6575-9441
※IJCEE大阪事務所のあるビルです