三渓園は、明治時代末から大正時代にかけて製糸・生糸貿易で財をなした横浜の実業家・原三渓(本名 富太郎)が東京湾に面した地に作り上げた広大な日本庭園です。明治39年に一般公開された外苑と、三渓の私庭としていた内苑の2つの庭園からなり、京都や鎌倉などから集められた17棟の歴史的建造物と四季折々の自然がみごとに調和した景観が見どころとなっています。
三渓は、芸術家や文学者などの文化人たちと広く交流したことでも知られ、三渓園は美術・文学・茶の湯など近代日本文化の一端を育んだ場所でもあります。学術上、芸術上、そして鑑賞上優れているところから、2007年には国の名勝に指定され、庭園全域も文化財として位置づけられました。本研修では、三渓の審美眼が存分に発揮された内苑の方からまわり、日本建築および庭園のガイディングのポイントを学びます。
【受講料】
会員:2800円
非会員:3500円
※入園料、交通費は各自のご負担になります。
【定員】15名
10:00 三渓園正門前集合
10:10 日本建築の基礎用語の説明
10:25 臨春閣
10:45 旧天端寺寿塔覆堂
10:55 月華堂
11:05 天授院
11:15 聴秋閣
11:30 春草蘆
11:45 旧燈明時三重塔
12:00 旧東慶寺仏殿
12:10 旧矢の原家住宅(合掌造り)
12:30 三渓記念館前で解散
・大人 700円
・団体料金(10名以上)600円
・65才以上の市内在住者 200円
これまでIJCEEではベテランガイドの方々を講師に迎え、様々な地域でのまち歩き研修を実施して参りましたが、新しい地域や研修の更なる開発のため、該当地域に詳しい通訳ガイドの方々を「先達ガイド」としてお迎えすることとしました。
先達ガイドさんには「引率者」として受講生の皆さんに該当地域をご案内頂して頂きます。
従来とは一味違った新しい形のまち歩き研修「先達ガイド研修」にご参加頂き、是非地域の新しい魅力を発見して下さい。
田島由美子氏
IJCEE会員、英語・仏語通訳案内士
横浜に40年居住し、横浜の魅力を もっと広めたいと思っている。三渓園は交通の便が悪いと思われているが、ベイブリッジの発着所である本牧埠頭のすぐ近くで、観光ルートとしてはすぐれている。三渓園は庭園として見事なだけでなく、建築物は調べるほどにその重要性が分かり、汲めども尽きせぬ魅力をもっている。
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