【募集受付中】
➀2024年5月2日(木)
FTM説明会 13:30~14:20
新人研修/活動説明会 14:30~16:30
②2024年5月18日(土)
FTM説明会 13:30~14:20
新人研修/活動説明会 14:30~16:30
【東京会場】
機械振興会館 本館地下1階 B109
IJCEE講義室(詳細は、ページ下部)
Zoomでも同時配信いたします。Zoomリンクは、前日12時ごろお送りします。
第1に、日本のインバウンドの状況について、以下3点あります。
(1) 増大するニーズに対応できない
JNTOの訪日外客統計による、2024年2月は、2019年対比で107.1%となりました。
中国からの訪日客が63.5%と減少するなかで、米国160.5%、豪州139.5%と激増するなかで、英国110.0%、ドイツ111.3%、フランス
128.2%とヨーロッパからの訪日客も増加に転じています。
いずれにしても、欧米豪をはじめとする訪日客は、確実に増加している。
これに対して、通訳案内士をはじめとするガイドは、極めて不足している。
True Japan Tour においても、3月、4月、様々なAGTからの依頼を受けて、緊急のガイド募集をしているが、手が上がらない。
また、昨年まで、体験講師として活動していた者も、多くがツアーガイドとして、活動している。
特に、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語等の少数言語のガイドは、絶対的にに不足しています。
(2) ガイドの力量不足が目立っている
今年の3月に実施したあるツアーでは、300人の派遣に対して、AGTから改善要望が出された者が28名あった。
その理由として、以下のものがあった。
・バス車内で話せない。車窓ガイドができない。
・お客様の数が数えられない。
・旅程が管理できない。
・身だしなみが悪い。
・事前の準備が足りない。
・指示書を読んでいない等
これらの内容は、活動説明会で詳しくお話しします。
(3) 政府が対応できていない。
インバウンドは、日本経済の再生・発展にとって、半導体に並ぶ2本の柱の1つと思います。
にもかかわらず、半導体に対する巨額の支援に比べて、旅行業界はほとんど支援を受けていません。
昨日も、会員情報等でお知らせしましたが、観光庁では、全国通訳案内士試験の受験料の引き上げについて、パブリックヒアリングをしています。
私は、観光庁の主催する「「ガイド人材の活性化に係る検討会」に出席して、通訳案内士団体の代表として、様々な提案をしてきました。
しかし、こうした改善の工夫なしの「値上げのみ」になろうとしています。
本説明会では、この点についても、詳しくお話しします。
第2に、海外から何が求められているかです。以下、3点について、お話しします。
(1) 3月5日から7日に、ベルリンで開催された世界最大の旅行博に、True Japan Tour 株式会社は出展してきました。
残念ながら、私は、現地で肺炎となり、ベルリンの病院に入院していました。
当社ブースは、菊地さん、秋山さんが対応しましたが、ほとんど休憩時間も取れないほど、海外のAGTから、TJTに熱い要望がありました。
日本におけるトラベルマートと海外の展示会の差は、何よりバイヤーのステイタスです。ITBでは、AGTのCEOが多く来ます。
だから、商談に結び付きやすいのです。
現在、当社スタッフが様々なロングツアーの企画及び見積書を作成します。
来年は、皆様が働き甲斐のあるツアーを提供したいと願っています。
(2)欧州における日本のAGTの営業所の撤退です。
例えば、日本を代表する総合旅行会社であるK社のヨーロッパ支店は、2009年当時7支店ありました。
しかし、20210年からのコロナ禍で、ほとんどの支店が閉鎖になっています。
他社でも同じような状況です。
利益の出しやすいアウトバウンドの激減により、日本のAGTは、海外支店を閉鎖せざるを得ません。
したがって、インバウンドの場合、海外のAGTは、日本への旅行の手配を日本のAGTに依頼したくても、AGTの海外支店がないのです。
(3) ガイドに対するニーズです。
・フランス語、ドイツ語、スペイン語などの英語以外の言語ガイドが極めて不足しています。
他言語ガイドの確保の有無がツアー催行の可否に直結します。
・通訳案内士制度にとらわれていません。
日本や日本文化が分かりやすく話せて、コミニケーションができる人を求めています。
ツアーコースにないローカルな温泉、観光施設、古代の政治史などは、ガイドに求めていません。
・特に、お客様を適切に誘導する旅程管理のできる方に対する希望が強いです。
第3に、今後の人材育成方針です。
(1) 3月、4月の繁忙期は、まもなく終了します。
・5月以降は、AGTから、寄せられているガイドの問題点の克服が課題となる。
なにより、実践的な現場研修を実施していく。
・秋葉原研修は、その第1弾である。
6月以降、その他の地域の実地研修を企画し、実施していく。
(2) 6月以降、関東と関西で副理事長からによるロングラン研修を実施する。
・山口和加子副理事長ほかによる東京車窓ガイド研修を販売する。
各回40分程度。
全42回実施 基本的に配信動画の販売です。(教室・Zoomでのライブ受講はありません。)
1回、12枚の写真を使い、一定区間の車窓のモデルガイドティングを行います。
例えば、◎浜離宮→築地場外市場→築地本願寺など
◎日比谷→桜田門→警視庁→日比谷公園→ミッドタウン→ゴジラ像→帝国ホテル
・石井隆之副理事長による観光地と歴史的な背景を学ぶシリーズ 10回シリーズで行います。
こちらはZoomでのライブ配信、及び見逃し動画配信を行います。(教室受講はありません。)
◎伏見稲荷大社と稲荷信仰
◎八坂神社と祇園信仰
◎北野天満宮と天神信仰
(3) FTMによるガイド認定制度の充実について
今後のガイド認定の主力となる事業を開始します。
・「外国人にも必要な日本の知識検定(KNF検定)制度」
・TJT&IJCEEグループによる新たな外国語認定制度を創設します。
本内容は、多岐にわたるため、説明会で詳しくお話しします。
◆現地受講の場合:IJCEE関東本部 機械振興会館 本館地下1階B109または地下2階B208
住所:東京都港区芝公園3-5-8
連絡先:03-6432-0192 ※営業時間は、火曜~金曜 10時~17時です。
◆Webセミナーの場合:Zoomでのご受講。
以下の手順をご確認の上、準備を進めてください。なお、Zoomのアクセスリンクは前日までに事務局よりメールにてご連絡いたします。
エル・おおさか
会議室(南館71)
◆住所
〒540-0031 大阪市中央区北浜東3-14
※Googleマップがページ下部にございます。
◆最寄りの交通機関
・Osaka Metro谷町線・京阪電鉄「天満橋駅」より西へ300m
・Osaka Metro堺筋線・京阪電鉄「北浜駅」より東へ500m
※行き方など詳細はこちらから
昨年12月より実施してきた『IJCEE活動説明会』
インバウンドの復活に伴い、毎回、非常に多くの方にご参加いただき、
大好評となっております。
本年は例年よりも多くの説明会と実施して参りましたが、参加の機会を
逃してしまった方も少なくないようで、多くのお問い合わせを頂戴して
おります。
そこで、過去に実施した説明会の動画を無料で公開いたします。
面倒なお申込みなどございません。以下の動画をクリックしてご覧
頂けます。是非、ご確認ください。
NEW! 本年度の新研修活動説明会に於いて頂戴したご質問と、その回答をまとめました。以下よりPDFをダウンロードいただけます。
見逃し配信お申込み受付中!
通訳案内士の世界は、様々なバックグラウンドを持つ人が集まっているのも魅力の一つ。それまで生きてきた道が、その人のガイド力・魅力につながっています。同じ個性の人は二人といないと言えるほどです。
本講演会では、そんな先輩ガイドに様々な秘訣をお聞きします。録画収録をe-ラーニングで視聴可能です!
→詳しくはこちらから
2月19日 日曜日 15時45分から16時15分
機械振興会館
ZOOM配信と見逃し配信
無料
ただし、以下の方のみ対象となります。
① IJCEE会員
② 合格祝賀会出席者
③ 事前研修受講者
IJCEE理事長 米原亮三
True Japan Tour 株式会社 旅行事業部課長
横山隆志
現在、3月中旬から4月中旬まで、未曽有のガイド不足です。
当社と提携しているA社、B社、C社等から、ガイド派遣依頼が殺到していますが、現状では対応できません。そこで、True Japan Tour・IJCEEグループでは、以下の新戦略を策定しました。
第1 クルーズ船
1 新人も即戦力
A社においては、クルーズ船のガイド事業です。年間、延べ1000回を超えるガイドの仕事があります。今回の打ち合わせにより、従来は、実施していなかった新人ガイドについても、本年度は、一定の条件でお仕事を依頼することになりました。
私達の考える派遣条件は、次のとおりです。
2 ガイド派遣の条件
① 新人研修(IJCEEの実施する新人研修の受講者が優先)を修了していること。
② 新人研修の最終日に実施するプレゼンテーション演習において、最低でもB-以上の評価をえていること。
このために、新規の3月6日、プレゼンテーション日程を追加しました。
③ クルーズ船の発着港の都道府県民又は近隣県の住民が優先されること。
④③の条件が不足している場合、IJCEEが実施している地域研修を受講していること。
⑤IJCEE会員が優先されます
第2 寿司・料理体験
1 大型の依頼
B社から、4月から7月の間、延べ1000人を超える寿司・和食体験の依頼があります。
その他各社から、3月20日以降、ほぼ毎日寿司体験があります。
この需要に対応するために、寿司体験講師や助手の育成が緊急課題となっています。
2 研修
料理体験講師は、確実に仕事のチャンスがあります。しかも、1日2回、10時半開始と12時30分開始の2コースのインストラクターを務めると、1日3万円以上の謝金(CIS)の発生も予想されます。
第3 国内添乗
C社より、日本人と外国人が混乗するツアーの添乗員の依頼があった。補助業務もある。
通訳案内士として、ステップアップする大事なトレーニング機会であり、実収入も期待できる。
第4 OTA
様々なOTAが活性化しており、相撲稽古場見学が相当数予約が入っています。
築地関係関係も多数売れています。順次ガイド募集を行います。
第5 ロングスルーガイド
D社ほかから、ロングスルーガイドの募集が行われた。第1~第5で、実績と経験を積み、今年の秋には、アプライしていただきたいと思う。