医療通訳検定の受験資格を得られる、充実の講座です
日中Zoom・動画でキャッチアップ、様々な受講形態でしっかり学べる。
医療通訳に従事するための医療知識・通訳技能を、約5ヶ月にわたり医療基礎知識から着実に修得します。医療知識を初めて学ぶ方、医療現場で通訳として活躍を目指す方、ガイドの業務で医療の知識を必要としている方、様々な経歴・職種の方と知識を共有しながら学ぶことも一つの楽しみです。
5カ月・・・と聞くととても長く感じるかもしれませんが、医療知識の世界は大変奥深いため、この時間でもまだまだ足りなく感じると思います。毎回多くの知識を幅広く学んでいくため、初めは大変かもしれませんが、半年後には自身の知識・スキル向上に驚かれるかもしれません。
※本講座は厚生労働省「医療通訳育成カリキュラム基準」に準拠しております
前半講義+後半ロールプレイ演習からなる授業をZoomで受講できます。欠席時や復習のために毎週土曜に動画も配信します。動画で配信するのは、授業前半の講義部分のみとなります。
【定員】15名(最少催行6名)
【受講料】
会員150,000円
非会員170,000円
フレンドシップ団体/TJスクール生 160,000円
※含まれるもの:各回の講座資料
※含まれないもの:下記指定テキスト(各出版社のサイト、大型書店、電子書籍ストアhonto、Amazon等でご購入ください)
2023年9月6日 開講
毎週水曜10時~15時(12時~13時 昼食休憩)
催行決定日:2023年 9月15日(金)
※通訳案内士資格をお持ちで無い方でもご参加頂けます。
初回動画配信予定日 9月9日(土)
※動画の無料体験も受け付けています。
2024年1月3日(水)は授業を実施いたしません。
修了試験は、受講形態に関わらず、2024年1月31日10時から行います。別日程はございません。
本講座の第1回授業に限り無料体験が可能です。ご希望の方は、下部にございます無料体験専用カートにてお申し込みください。
第1回授業(2023年9月6日(水))をZoom もしくは見逃し配信にてご視聴可能です。
下記カートからお申込ください。
※第1回授業をZoomまたは動画で無料体験された後、本申し込みされる際は、一括料金でのお支払いとなります。
実際の授業に参加できるZoomの無料体験、または動画配信(視聴期限1週間)をお選びください。
本講座は、石坂美子先生による医療通訳養成学院の「医療通訳講座IJCEEコース」として、一般社団法人日本医療通訳協会が行う「医療通訳技能検定」受験資格付与対象校となりました。
これにより本講座を修了した場合、医療通訳技能検定の受験資格が得られます。
また、最終回の卒業試験の合格(70%以上得点)をもって本講座の修了と認め、IJCEEから修了証を発行します。
◆石坂先生の医療通訳養成学院についてはこちら
「医療通訳技能検定」に合格すると、ICM認定医療通訳士制度に登録できます。
各級の判定基準は以下の通りです。
・医療通訳1級 医療全般にかかわれる通訳レベル(重症の病気に対応できるレベル)
・医療通訳2級 健康診断・検診には対応可能レベル
◆「医療通訳技能検定」の詳細についてはこちら
・全て、Zoomでのオンライン受講になります。20回一括コースです。
・講義と演習で構成されます。講座で使用する講義資料は、各授業の前に郵送いたします。
・欠席された方は、録画による閲覧を可能にします。次回の授業までに自習していただけるようにお願いします。
・講義資料と別に、以下の指定テキストを事前にお求めください。大型書店、各出版社のサイトのほか、Amazonやhontoなどのオンラインショップで入手可能です。
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タイトル |
出版社 |
価格(税込) |
1 |
そのまま使える 医療英会話 |
医学書院 |
3,850円 |
2 |
英語で診療(内科系) |
金芳堂 |
3,300円 |
3 |
英語で診療(外科系) |
金芳堂 |
3,300円 |
4 |
しくみと病気がわかる からだの事典 |
成美堂出版 |
1,760円 |
5 |
英語でつたえる 病気のあらまし |
メジカルビュー社
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3,080円
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合計 |
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15,290円 |
下のカートの追加に入力し、受講券をお求めください。右上にカートの内容が掲載されますので手続を進めてください。銀行振り込みをお望みの方は、info@ijcee.comまでご連絡のうえ、下記の口座にお振込みください。
※Paypalでのお支払い時に不具合が発生しましたら、こちらのPaypal問合せページ、または0120-271-888までご連絡をお願い致します。
みずほ銀行 丸の内中央支店(004) 普通預金 1131101
トクヒ)ニホンブンカタイケンコウリュウジュク
1) 講座開始の15日前まで:キャンセル手数料500円
2) 14日前から3日前まで:キャンセル料20%
3) 前々日以降:キャンセル料50%
4) 前日以降:キャンセル料100%
石坂美子先生 (英語・通訳案内士)
・国際医療通訳アカデミー 元学院長、神田外国語学院講師
退官後も「石坂教室」として、医療通訳の指導を続けている。
・アメリカでの子育てを通じて医療英語の重要性を認識する。これまでに、多くの医療通訳士を育成してきた。自らも医療通訳士、また通訳案内士として異文化国際交流に貢献している。インド首相訪日時、シン首相(当時)の医療通訳を務めた。
・沖縄県主催 医療通訳講座 講師
・福島県主催 医療通訳講座 講師
医療通訳養成講座の講師(英語)の石坂美子です。
近年、在日外国人の方や訪日外国人の方が以前に比べて随分増えて来ています。その方々が体調を崩された時に一番困るのが言葉の問題だと思います。そんな時、医療通訳をしてくれる方が身近にいれば、どんなにかホッとされることでしょう。
医療通訳の方が増々必要とされるようになって来ています。医療通訳として11年になりますが受講生の方々は楽しみながら受講されておられます。皆さんもこの機会に、是非、学んでみませんか。
・石坂さんのJapan Timesインタビュー記事はこちら
For Japan's medical interpretation industry, tourism boom presents growing challenge
2021年2月開講の医療通訳講座を受講し、10月に行われた医療通訳1級に合格された、鎌田真琴さんにメッセージを寄せて頂きました。
石坂先生の講座は、毎回4時間というボリューム、前半は講義、後半はロールプレイ方式とかなり中身の濃い講座でした。毎週送られてくる教材もボリュームがあり、最初は覚えられるのかとても不安でした。実際に最初は単語がなかなか頭に入っていかなかったのですが、先生が毎回丁寧に接頭語・接尾語を教えてくださり、覚えにくい単語は覚え方まで教えてくださったりして、段々とコツを掴めるようになってきました。
また、途中で先生の個人的な体験談や、医療通訳現場のことなど、様々なエピソードを交えてお話していただき、楽しみながら医療用語を学ぶことができました。途中では、介護の悩み事などを受講生と先生が語り合うような場面もあり、思い出に残る時間となりました。
修了試験の内容を全部覚えるのは大変ではありましたが、毎回の講座に予習をして臨んでいたことと、先生が覚えるための資料を準備してくださったことで、なんとか乗り切ることができました。
おかげで日本医療通訳協会の試験では、石坂先生の講座で使った教材と過去問のみで1級に合格することができました。石坂先生のお人柄にふれ、一緒に学ぶ仲間からも刺激を受けることができ、この講座を受けて本当によかったと思っています。石坂先生と出会えたご縁に心から感謝しています。
2022年3月開講の本講座からは、夜間演習も実施しました。日中Zoomに参加はできないけれども、動画で学び、夜間にロールプレイ演習のみ受講するというスタイルで、働きながら学ぶ方々から大変好評です。
小さい事をコツコツと繰り返して自分のものにしていく、そしてそれから応用力を身に着けていく・・自分がしなければならない課題がはっきりわかりました。
私自身、今は目の前の仕事で精一杯の部分もあり、英語の勉強に時間をかけれないジレンマを抱えておりますが、毎回、石坂先生から教えて頂いている授業内容は、必ず将来に結び付き、社会の役に立つと確信しています。
医療通訳のお仕事を志した他の受講生の皆様は本当に素晴らしいと思います。
今や医療は自国だけで収まるものではなく、世界各国と協力しあって解決していく段階に入っています。
「Think Globally」
全国通訳案内士の方は、ツアー中、お客様の命をお守りする重要な役目を担います。
その「命の大切さ」を理解して下さっている方達が、大勢このような医療通訳講座で学んで下さる事に、陰ながら本当に嬉しく思っております。
この講座を立ち上げて下さったIJCEE、そして何よりも石坂先生に心から感謝しております。
いつも有難うございます。
そしてこれからも何卒よろしくお願い申し上げます。
<講座を受講して>
受講して特に印象深く感じた、2つのことについて書きます。
まずzoom受講がとても有難かったということです。
私は医療通訳試験には何年も前から興味があり、勉強したいと思っていました。
日本の主要都市には様々な通訳学校があります。
しかし私のように地方に住んでいると、スクーリングの必要性という時点で道を絶たれてしまい、半ばあきらめていました。
そこに道が拓けた1つの理由は、奇しくも新型コロナウイルスだったと思います。
多くの教育機関が遠隔で専門性の高い授業を提供するようになり、仕事をしながら多様化する学びを肌で感じながら受講できたことは幸いでした。
講座のプログラムは身体のシステム別に構成されており、その都度、日英の両言語で書かれた冊子が届きました。
一度に分厚い冊子が届くよりも、このように各回まとめてあることで心理的に負荷もかからず、逆に一冊ずつこなしていく度に達成感を感じられたと思います。
ほか参考書も、数ある中から確実に知識の補強になるようなものが選定されていたと思います。
次に、今後私のロールモデルとなられるであろう、石坂美子先生にご指導頂いたことです。
授業では、先生ご自身が医療通訳を通して経験された内容を豊富に共有してくださいました。
そのたびに、医療通訳を目指して学ぶ究極の目的は試験の合格ではなく、心身に病を抱えた外国の方にプロとして寄り添うことなのだ、と思いを新たにしました。
また、先生の飽くなき好奇心には、何度驚かされたか分かりません。
学びに年齢は関係無いとよく言いますが、様々なことにチャレンジされている先生のお話は、今後の大きな刺激剤となりました。
私が検定試験1級に合格した時、ともに喜んでくださった今後の大きな刺激剤となりました。私が検定試験1級に合格した時、ともに喜んでくださった先生の声もまた、深く心に刻まれました。
先生の声もまた、深く心に刻まれました。
改めて、本講座に携わって下さった方々と先生にお礼申し上げます。とても充実した半年間めて、本講座に携わって下さった方々と先生にお礼申し上げます。とても充実した半年間でした。
<医療通訳技能検定試験1級合格に思うこと>
2022年年10月の一次試験・月の一次試験・12月の二次試験ともに、初の受験で月の二次試験ともに、初の受験で1級合格することが出来まし級合格することが出来ました。
石坂先生の修了試験を合格したからには、やはり技能検定試験にも挑戦してみたい気持ちが当然ありました。
ただ、急な手術のため春季受験には間に合わなかったので、秋季受験となりました。以下、①一次試験、②二次試験、について感想を書きます。
①一次試験
思っていた以上に難しい試験でした。事実、難易度は最近高くなっているそうです。事実、難易度は最近高くなっているそうです。
1級合格を狙っていたのですが、「今回は2級かもしれない、いや、そもそも落ちているかもしれない」と、落胆した気持ちで受験会場をあとにしました。
全体的な印象としては、隅々まで勉強していなければ解答に自信が持てない問題が多かった、ということです。例えば英文の正誤問題では、かなりtricky な文が一文混じっていたりします。
病気だけでなく検査内容にまで知識が必要です。
今回私がどうして一次試験を1級で合格することが出来たのかを考えてみました。
一次対策として私は、プログラム受講時に使用した各回のテキスト・参考書全てを、2か月かけて2巡するように計画を立てました。
途中、少しでも疑問に思ったことは自分が納得いくまで参考書や他のツール(ウェブ上コンウェブ上コンテンツや、英語版の医学書等テンツや、英語版の医学書等)を使って調べ、確実に1つ1つ「英語で」身に付けていく習慣を付けました。
それでも当日の試験では、全く見たことのない単語もあり、語の構造を見ても類推できず、やむを得ず消去法で解答した問題もありました。
どんな分野からどんな問題が出ても「ここは勉強したところだ!」と自信を持って解答するには、このような積み重ねがどうしても必要だと思います。
勉強をいくらしてもキリのないプロセスですが、医療通訳士には、「ここまでで勉強は完結した」というのは無いと思いますし、受験段階からそれが始まっていると言えるのかもしれました」というのは無いと思いますし、受験段階からそれが始まっていると言えるのかもしれません。
②二次試験 (診断:パニック障害)
受験上の注意として事前に、『試験官の発話を最後まで聞いて訳出すること』というのは知らされていました。
悪い予感は的中し、試験当日の患者と医師の一回分の発話時間が予想をはるかに超えて長く、試験終了直後はノートテイキングの圧倒的な練習不足を痛感しました。
一次試験を終えてすぐに、合否は不明のままとりあえず二次試験の準備だけは始めようと、受講時のテキストに収録されている受講時のテキストに収録されているCD3枚を通勤時(片道40分)毎日聴きました。
一次試験合格の通知を受け取ってからの6週間はCDに加えて、受講指定テキストに加えて、受講指定テキストの1つ『英語で伝える病気のあらまし』に掲載されている病気の内容について、自分なりに英語で説明できるようまとめ直しました。
しかし、まとめた内容を口頭で練習する時間は不足していたと思います。
まとめた病気についてCDに無いものは、会話例が確認できる動画をウェブ上で探し出し、患者役で出てきそうな症状表現も自作でまとめました。
医療通訳で活躍されている方々は、ノートテイキングを駆使されていると聞いています。
これはメモを文字で書くのではなく記号で表す特殊なスキルです。
私は一次試験の合格通知を受け取ってからこのスキルを集中して身に付けようとしました。
しかし、2日目に中止しました。6週間ではあまりにも時間が足りず、それよりも医師と患者の発話をしっかり漏れることなく聞いて記憶に残し、ポイントとなる単語のみメモをすることに切り替えました。
受験会場ではメモ用紙も準備されていますが試験後に受験票とともに回収され、評価の対象となるそうです。
私は殆どノートテイキングの勉強をしないままでしたので、試験当日は汚い字で書き散らしたものをもとに必死になって通訳する羽目になりました。
果たしてメモ用紙の評価はどうだったのだろう…と気になるところですが、勉強したことは活かせましたし(病気の説明など病気の説明など)、所定の15分でちょうど終えることが出来ました。
結果は思ってもみない1級合格でしたが、まだまだ勉強の足りなさを実感しています。今後も継続して勉強します。