通訳案内士試験1次試験 英語・講評(2014年)

講評

◆2014年度英語筆記試験講評
 昨年2013年はガイドライン改訂後初めての試験で大きな変化がありました。マークシート方式の導入、長文が短くなったこと、長文内容理解問題で日本文から正解を選ばせる形になったことなどで、2013年は全体として点が取りやすい内容でした。

 今年はマークシート方式と記述部分の配点は昨年と変わらず半々。変化のあった部分としては第一に長文の語数です。問題1の長文は約270語余りで昨年度の約260語とあまり変わりませんが、問題2は昨年が約90語、今年は約170語でした。問題4は今年が約160語足らず、昨年度は70語余。結果的にガイドライン改訂前の長さに少し揺り戻しました。長文が長くなれば解読時間が必要となり、その意味では今年の試験の方が時間配分的には去年より厳しかったと言えます。

 また、2013年度の長文内容理解問題の回答の選択肢問題はどちらも「最も適切なもの」を選ぶ形でしたが、今年の1-5は「内容に一致しないもの」を選択する問題でした。レベルはさほど高くはないと思いますが、2-3の諺問題は英語と日本語の両方の知識が必要で難易度はやや高い問題でした。

 語句整序問題は昨年同様2つ出題されました。1-2は”thanks to ~ ”(~のおかげで)で始まる文章、2-1の最初のtheyは「諺」の意味で「諺は人々が忘れないようなやり方で人々が重要と思う事柄を述べている」という意味の文章になります。

 問題4の英文和訳はなかなか難易度が高い問題でした。(1)は、the+比較級&the+比較級の訳し方、until finallyの文章の捌き方、reinforce or negateの捉え方などが肝となります。(2)はmay either A or Bの文章構造が掴めているか、そしてshrewdlyやcomedy of errorsの訳が肝です。

 問題5の和文英訳は英語が出来るだけでは難しい内容でした。問題5-1の茶室の「にじり口」、5-2の江戸幕府の「信・行・草」秩序体系に関する和文英訳は、基本的な知識と共に英語での言い表わし方を見たり聞いたりしたことがある受験生と、初見の受験生では大きな差がでてしまう難度の高い問題だと思われます。

 問題6の日本事象を英語で説明する問題は「式年遷宮」と「だし汁」でした。「式年遷宮」は2013年に伊勢神宮の式年遷宮が話題となりましたので、例に出して説明するとうまくいくはずです。「だし汁」では「だし汁」とは何か、何から作られるのかという基本情報と、だしが使用される和食のことも併せ説明できると理想的です。難度は去年の「お年玉」「風呂敷」に較べるとやや高めです。

 全体として去年度より時間配分的にも内容的にも点が取りにくく、難易度は高くなっています。もし今年の平均点が50点だとすれば、合格点は+10点の60点となります。平均点の数値によっては合格点はもう少し低い可能性もありますので、目標の70点取れていなくても合格の可能性は充分あります。

 さらっと気持ちを切り替えて2次対策に取り組みましょう!筆記試験の合格発表を待ってから2次対策を始めても間に合いません。練習の場数が多ければ多いほど、より自信を持って冷静に面接に臨めます。2次面接も通訳・2分プレゼンなど2013年からの新ガイドラインで大きく変化しましたが、昨年度IJCEEの2次対策講座で厳しく優しく磨き抜かれて面接試験に臨んだ受験生のほとんどが合格しました!講座では、ガイドになっても必ず役立つ知識・技術を皆さんに惜しみなく差し上げますのでお楽しみに!

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