通訳案内士試験1次試験 地理・講評(2014年)

講評

◆日本地理出題のガイドライン
 観光庁によるガイドラインによれば、“日本の地理についての主要な事柄(日本と世界との関わりを含む)のうち、外国人観光客の関心の強いものについて知識を問う”および“中学校および高校の地理の教科書ならびに地図帳をベースとし、地図や写真を使った問題を3割程度出題する”とあります。試験時間は40分で、40問程度、概ね60点が合格基準になっています。

◆この3年間の出題の形式は同じです
 問題1の10問は、地形・気候等の自然地理に関する問題が出題されています。
→教科書等で基本事項を押さえる必要があります。比較的対策が取りやすい分野です。
 問題2の10問は、主要な観光地等の写真3枚を使用して答えさせる問題です。
→日本の各地域と主要な観光地について、押さえておく必要があります。
 問題3の10問は、農業や工業など経済活動に関連した地理の問題です。
→教科書等で各地域と関連づけながら農業・工業・現代の諸問題を押さえる必要があります。
 問題4の10問は、国土地理院発行の2万5千分の1地形図を使った問題です。
→地形図の読み方を習得し、代表的な地形図を使って演習する必要があります。

◆IJCEEの講座予定
 自然や経済などの系統地理と地域別の地誌を並行して学習していきます。
●系統地理
 地理試験の概要・日本の国土
 自然地理(地形・気候)、地形図の読み方、世界遺産と観光地、経済地理(農業・工業・水産業)
 日本の現状と課題
●地誌
 【北海道】【東北地方】【関東地方】【中部地方】【関西地方】【四国・中国地方】【九州地方】

今年度の日本地理問題の傾向
●例年の地理の問題が比較的やさしかったのに対して、今年度は、答えづらい問題が数題出題されていました。したがって平均点は昨年より低いと予想されます。ただし難問があったとはいえ、答えやすい問題も多かったので、対策を立てていた人は合格点を取ることができたといえます。

●今年度の問題について
大問題1…気候に関する問題でした。自然地理に関して昨年は地形でしたので、今年は気候の可能性が大でした。全体に基本的な問題が多かったのですが、5月の札幌の月平均気温を答えさせるなど、考えさせる問題が入っていました。

大問題2…写真問題は日本史とクロスする出題でした。東大寺南大門、柴又帝釈天がメジャーな場所なのに対して、中津城はそれほど有名な城ではありませんので、難問といえます。大河ドラマで放映中の黒田官兵衛が築城にかかわったことで出題されたのでしょう。

大問題3…日本の食料に関する問題でした。全体に基本的な問題が多かったです。バーチャルウォーターという聞きなれない言葉が出ています。問題文に「農産物に必要な水の使用量」とありますので、考えれば解ける問題です。

大問題4…例年通り、地形図の読み方が出ました。講座では地形、標高、距離、地図記号を解説しましたので、受講していた人は解答できたと思います。(ただし備長炭生産を答えるのは難しかったです)

●地理の受験対策で必要なことは
1、自然地理(地形・気候・地形図など)と文化地理(農業・工業・漁業、都市、人口)などの系統地理の基本を押さえる。
2、地図帳(高校教科書の地図)で場所を確認しながら、日本各地の地誌について勉強する。
3、最近の動きについて確認をしておく。また統計資料に目を通しておく。

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